Topcon35-Lをお供に イサム・ノグチ 発見の道 ミラーレス機もね

カメラとか写真とか

今日は いつもとちがう目線で 

機材のはなしはとりあえず 後まわしに

展覧会を 愉しんできた というはなしです

( キャプションの付いていない写真は  もうディスコンのミラーレス機

フジフイルム X-M1 に 撮りっきりコニカminiのプラのメニスカスレンズを装着して

撮影したものです )

東京都美術館 企画展示室で開かれている イサム・ノグチ展に行ってきました

2021年4月より始まった展覧会は 

コロナ感染拡大による緊急事態宣言で 休止期間もありましたが

8月31日まで 開かれています 

イサム・ノグチ 発見の道 撮影も許可された展覧会でした 

三つのフロアで構成された 発見の道展は

一階 

「 第一章  彫刻の宇宙 」

イサムの あかり を インスタレーションとして

取り囲むように 小品 うつわ 陶器  木 石 の彫刻 などが

展示されています

あかり は まるでイサムの息使いのように

ゆっくりと明滅をくりかえしながら

作品たちに 様々な表情を あたえていきます

訪れた人たちすらも 作品を構成しているかのようにも感じます

二階

「 第二章  かろみの世界 」

展示室の 対角に イサムの特徴的な あかり を配し

折り紙に着想を得た 金属の彫刻

それらの彫刻群を あかり を借景にして 重ね合わせると

ここでしか 観ることのできない 新たな イサムの作品がみえてきます

イサムがデザインしたソファーにくつろいで

時の過ぎるのを ゆっくりと 愉しむこともできます

ここまでの写真は ミラーレス機 

fuji x-m1 に 撮りっきりコニカminiのレンズで撮影しています

三階

「 第三章  石の庭 」

香川県の イサム・ノグチ 庭園美術館より運ばれた

大型の石像が 展示されています

庭園美術館の展示を再現しようと

現地の砂利も運び込んでの展示です

「 ねじれた柱 」

の 圧倒的な存在感は

イサム・ノグチの 終生抱き続けた葛藤が

この作品に込められているからでしょうか

石という素材のあるがままを受け入れながらも

そこに思いの全てを注ぐことが

イサム・ノグチの 人生そのものなのでしょう

三階の展示は 撮影はできません

香川の庭園美術館での撮影不許可を受けて

同じ 扱いがなされています

Topcon35-L 展覧会へのお供に

35mmフイルムを使うレンジファインダー機の代表と言っても過言ではないカメラ

外装がガッカリな状態だったのを 張り替えたのでお供に選びました

パリパリの状態で入手 横の貼革は剥がれて無くなっていました

左の貼革は とりあえず大丈夫

後ろは この通り アルミなので腐食が軽かったのはなによりでした

入手してほったらかしだったのを いよいよ直します

剥がすのは無理だったので 彫刻刀でけずりとります

ダイソーのフェイクレザーを合わせてみると

35-Lは 薄手の貼革だと段差がありすぎるのと あまりにも質感が低くて

みすぼらしくなってしまうので これは無しです

厚みのある ( 1.4 mm位 )

クロコっぽい 型押しの本革で やり直しました

フェイクレザーを型紙にして

両面テープで 貼ります

厚さといい 質感もやはり大切! 差は歴然です

良いカメラには 良い質感の貼革を!

35-Lにコダックゴールド200で 撮りました

Topcon35-L kodak gold 200

F2 解放で

topcn-35L kodak gold 200

3枚に1枚は ぶれてしまいまいましたが 撮れれば美しい階調の写真が 現れます

topcon-35L kodak gold 200

暗闇にも 何かが潜んでいるように 感じます

topcon 35L kodak gold 200

topcon 35-L このレンズの実力は現代でも まったく見劣りすることはないでしょう

topcon 35-L kodak gold 200

もう こんなカメラは 二度と 作られないでしょう

1957年発売 Topcon35-L topcor 1:2 f =4.4cm

イサム・ノグチの作品を求めてカメラを手に 草月ホールへ

草月ホールの石庭では 創造の空間2021 の展示がおこなわれていました

展示会の撮影は 可 ということで

草月流の作品と イサム・ノグチの作品が織りなす空間が

少しでも 伝われば いいなとおもいます

 草月流の作品と ホールの中の巨石の作品は

ホールを設計した 丹下健三 草月流の創始者 勅使河原蒼風 

そして イサム・ノグチ をあらわしているのでしょうか

イサム・ノグチ がしたためた文字が 刻まれた 石

赤坂御所の緑を背景に さまざまな 展示会が開かれている

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